ダイキン製ワンダ風流設置工事

ワンダ風流新規設置工事です。
今回の施工内容は、ダイキン製ワンダ風流の新規設置工事でした。
もともとは天カセをご希望でしたが、天井ふところが180mmしかなく埋め込めなかったのでこちらのワンダ風流をご提案いたしました。
ワンダ風流というのは、天井ふところがなく、天カセを埋め込めない時に設置できる代案として有効です。
部屋の形的に4方向吹き出しがいい場合がありますね。
そういう時でも諦めなくてすみますよ。

ワンダ風流の特徴としては、天井ビタ付けもできますし、梁に合わせて少し落とす事もできますし、好きな高さに合わせられる事でお客様のニーズに答えやすくなっています。
ただ、配管とドレンは真上に立ち上げる仕様となっているので、本体を天井から離して設置する場合、配管、ドレン類が見えてしまうのでテープ巻きやらなんやらの作業が出てきます。

まずは本体を吊る用の吊り棒を仕込みます。
ピッチは梱包されている段ボールや取説にしっかり書かれていますので割愛します。

エアコン設置前

次に、配管、ドレン類を通すための開口をします。
ワンダ風流はガス管分は真上に立ち上げられるように、付属でエルボのジョイントが入っています。

僕はいつもそれを使用しますが、接続口は1箇所でも少ない方が安全という方はベンダーで曲げて直接繋ぐという方もいるようです。

ドレンも同様に真上に立ち上げます。エルボも入っています。
保温剤もしっかり付属されています。
さすがダイキンさんですね。

今回は天井裏を通したのでテープ巻き等ありませんでしたが、スケルトンだとその辺の仕上げが出てきますね。

外部はスリムダクト無しなのでゴーテープで仕上げました。
ちなみに弊社では粘着テープで巻いています。
非粘着だと沖縄の日差しですぐボロボロになってしまいますので。

テープ巻き後、サドルで数カ所配管を固定したらフレア接続、真空引き、試運転という流れです。
最後にドレンがしっかり出てくるかを確認し、お客様に確認してもらい作業完了です。

天井ふところがなく、4方向吹き出しタイプのエアコンが設置できないと言われた方、ワンダ風流をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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