エアコンクリーニング時に室内機落下事故

エアコンクリーニング時に室内機落下事故

今回はエアコンクリーニング業者泣かせの事案を紹介したいと思います。

少なくない事案なのでこれに泣かされた業者も多いのではないでしょうか。

エアコンクリーニングをするために分解していた時です。
パネルを外しフィルターを外し、本体カバーを外そうと少し引っ張った瞬間
ガコッと本体が落下してきました。

エアコン落下

幸い、エアコン本体の下にタンスがあったのでタンスの上に一旦置かせてもらいました。
ちょうど依頼主様もご覧になられていてので快く置かせてくれました。

お客様からは以下のようなお声をいただきました。
『こういう事ってよくあるんですか?』
いや、ないないない!あったらダメですよ💦と心の中で思いました。
某家電量販店で購入、設置したそうですが、このような結果になってしまい残念ですね。
背板のビスはトータル6本打たれていましたが、上の真ん中、右、左は全く効いていませんでした。
背板の真ん中、下の左も効いていませんでした。

唯一効いていたのが右下1発だけでした。
そりゃ落ちるわ!
壁はボードではなく化粧ベニヤのうすーいやつでした。
せめて上が1発でも効いてくれてたらよかったのになと思いましたが、起きてしまった事はしょうがありませんね。
そのまま帰るわけにも行かないのでクリーニング前にちゃちゃっと手直しです。
うちはエアコンクリーニングも得意ですが、エアコン設置も得意としていますので、背板をつけ直す事は朝飯前です。
お客様には
選んだ業者がうちで良かったですね〜と冗談を言いながら(お客様からしたら冗談じゃ済まないですね💦背板をやり直し、本体を元に戻し作業再会です。

エアコン基板

基板を外そうと思い連絡線を見てみると剥きが長すぎる。
こちらは長い分をカットしました。

エアコン配線

弊社はエアコン専門店なのでクリーニング中に室内機が落下してもその場でどうにかできますが、エアコンクリーニング専門業者だと対応できない某人の方が大半です。
エアコンクリーニング専門業者さんを泣かせないためにも、エアコン設置する際はしっかり背板をつけましょう。
エアコンクリーニング業者というよりは、そこにあるエアコンと共に生活をしているお客様の上に落下したらと考えるととても怖いですよね。
エアコンクリーニングする際は落下事故にお気をつけ下さい。