ルームエアコン室外熱交換器交換作業

Panasonic製ルームエアコン室外機熱交換器の交換作業です。

今回はルームエアコンが効かないから修理して欲しいとのご依頼をいただきました。

現地調査を行った結果、Panasonic製ルームエアコンでした。
Panasonic製ルームエアコンでは、特定の年式の室外機からガス漏れが多発していて、メーカー側がリコールを出しています。
今回の室外機がまさにそれでした。
室外機まるまる交換の場合もありますが、今回の件は熱交換器の交換という事になりました。

まずは室外機をばらしていきます。
上蓋を外し、前面、側面、後面全て外します。
鉄板を外すと問題の箇所が見えてきました。
1箇所だけ明らかに変色し、油がにじんでおり、更にそこにホコリや砂が付着していました。

ルームエアコンのガス漏れで1番多いのはフレアからのガス漏れですが、本体側に不良がある場合もあります。
フレアを4箇所切り直しても真空が引けない場合は本体からのガス漏れ濃厚となります。

今回はリコール対象だったので対応しやすかったです。
溶接で配管2箇所切り離し、新しい熱交換器を繋ぎ直したら後は組み立て直すだけです。
作業時間30分ほどでした。

その後、室外機側のフレアを作り直したら先程修理した室外機を設置します。

真空引きを行なっている間に連絡線を繋いだりブロックにビス止めしたりと雑工を終わらせます。

真空引きから30分放置し、ゲージが戻らないのを確認したらガスを開放し、試運転で問題なかったのでこの日の作業完了です。

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