National CS-H257AZ-Wエアコンクリーニング

日々の作業お疲れ様です。

沖縄ではまだまだ暑い日が続いていますがお盆が終わって9月に入れば、気分的に少しだけ涼しく感じますが僕だけでしょうか。

National CS-H257AZ

さて今回のエアコンオーバーホールはNational製CS-H257AZ-Wとなります。

オフィスK エアコンクリーニング

 

年式が書かれていませんがNational製という事は少なくとも10年近く経っている機種になりますね。

2008年10月1日からパナソニックに統一していますので今年の10月で丸10年という事です。

上の写真を見ているだけでも汚れ具合が分かると思います。

今まで一度もオーバーホールした事はないそうなのでこの汚れも納得です。

少し分解してみましょう。

 

オフィスK エアコンクリーニング

熱交換器の汚れ


びっくりした人もいるでしょう。熱交換器がカビで真っ黒です。ついでに目詰まりもおこしていて水が垂れてきていたそうです。

この汚れなら水が垂れてきていたのも十分説明がつきます。

熱交換もうまくいってなかったんじゃないでしょうか?

電気代もかかっていたでしょうね。

シロッコファンの汚れ

下からシロッコファンを覗いてみると、シロッコファンも白カビが生えているのが分かります。

これはオーバーホールのやりがいがありますね。

オフィスK エアコンクリーニング

 

↓分解が完了しました。

オフィスK エアコンクリーニング

 

まぁこの角度から見てもどの辺を分解したかよく分かりませんよね。

強いて言えばこの角度から分かるのは右側の基板を外している事ぐらいですね。

基板を外すこともとても大事な事だと考えています。

養生だけではやはり不安なので、オフィスKでは必ず外すようにしています。

そうする事によって安心して気の済むまでクリーニングする事ができます。

ちなみに下から覗くとシロッコファンが外れているのが分かります。↓

オフィスK エアコンクリーニング

 

手の届く範囲でご自身で掃除していたのが分かりますよね。

汚れの差が一目瞭然です。ご家庭で綺麗にできるのはこのラインまでが限界です。

あとはプロの私たちにお任せ下さい。

オフィスK エアコンクリーニング

ドレンパンの汚れ


普段は見ることのできないドレンパンの裏側が見えています。

真っ黒ですね。ドレンパンの中も汚れています。この写真には写っていませんが、実際にはもっと細かい汚れがありました。

ヤモリの糞やゴキブリの卵らしきものなど、沖縄特有の汚れですね。

これを全部高圧洗浄機で洗っていきます。

とここでトラブルが。

写真を撮る端末(iPad)が電池切れでこのあとの写真が撮れていません。

分解したパーツを綺麗にするのは特に問題なかったのですが、室内機のクリーニングがかなり手ごわかったです。

初めに高圧洗浄機で薬品を散布してブラシで熱交換器の目に沿って汚れを落としていきます。

ですが、ここまで汚れが付着しているとなかなか落ちないんです。全体的にブラッシングしたあとにもう一度薬品を散布します。再度ブラッシングしてみましたがなかなかしつこい汚れでした。

その後真水で十分に洗う作業に移りましたが、10ℓ、20ℓ、30ℓと洗っても細かい汚れが若干流れてきます。

最終的に60ℓほど洗い流して汚れが流れなくなりました。家庭用のエアコンオーバーホールでこれだけの水量を使うことはなかなかないですね。

それだけこのエアコンが汚れていた証拠です。

このあと組み立ても無事に終わり試運転後作業終了です。

匂いも取れて水垂れも止まっていたので大丈夫でしょう。

今後は電気代節約にもつながると思いますので、快適な風を感じてもらえれば幸いです。

ありがとうございました。

 

オフィスK 098-989-1213


コメントを残す