三菱製家庭用エアコン5回点滅修理 MSZ-GV221-W

こんにちは。

今回は三菱製家庭用エアコンの修理です。インターネットを見てお電話いただいたお客様でした。

同じ読谷村内でしたので一度症状を見に行こうと思いましたが、電話で運転ランプが点滅しているかどうか伺ってみるとやはり運転ランプが点滅しているとの返答がきました。

メーカーによってエラーコードの表示の仕方は違いますが、三菱製の家庭用エアコンは大体室内機の運転ランプが点滅してくれるようになっています。

今回の運転ランプの点滅回数が『5回』でした。

エラーコード

【コード】
室内機運転ランプ5回点滅

【症状・原因】
室外機のパワー系異常による停止(圧縮機起動開始から1分以内の過電流保護停止が連続3回発生した場合。または、圧縮機の起動失敗保護停止による再起動に24回失敗した場合)

【処置方法】
ストップバルブのチェック
圧縮機の動作確認。  (三菱電機サイト内引用)

対策

一度エアコンのブレーカーを切って10秒ほど待って再度ブレーカーを入れてみて再度運転してみてください。ブレーカーを切る時は感電しないように十分に注意して行って下さい。

とありますが、この5回点滅の場合ほぼほぼ室外機の基板交換だけですみます。

90パーセントの確率で基板交換のみで治ります。

が、メーカーも言っている通り、まれに圧縮機(コンプレッサー)の不具合の場合もあるようです。

基板を変えてみて同じエラーが出るようなら買い替えた方がいいでしょう。コンプレッサーの交換費用と新品を買い替える費用はそんなに差がないからです。

業務用エアコンならコンプレッサー交換の方が安くすみますが、家庭用エアコンなら買い替えをお勧めします。

沖縄のエアコンに多いのが室外機にヤモリが入り込んで基板におしっこをひっかけて基板をショートさせる事があります。

ありますというかかなり多いです。沖縄のエアコンはだいたいが沖縄仕様になっています。

どういうものかというと、室外機の熱交換器が塩害仕様(ブルーフィン)になっているのと室外機の中にある基板にヤモリが入りにくくなっている(ヤモリガード)というのがついています。

それでも100パーセントヤモリの侵入を防げるわけではありません。あとは、基板をショートさせる原因がヤモリだけとは限りません。24時間365日エアコンを稼働させている機械なんかでは基板がよく壊れたりします。これはヤモリ関係なく使用時間の問題かと思います。

まとめ

今回の修理費用が

基板代6600円+工賃8000円+消費税=15768円となりました。

2012年製の機種でしたので、買い替えるより基板修理する方が安上がりでした。

これが10年前のモデルになってくると、基板の在庫があれば修理する事は可能ですがこの修理で治っても他の故障が出る可能性も大いにおります。

急な出費は安く抑えたいのももちろん理解できますが、この先何年も使用する事を考えたら思い切って買い替えを選択肢に入れるのもいいかなと思います。

尚、基板を取り寄せる場合は室外機の型番に注意が必要です。

※室外機型番 MUZ-GV221の後に数字の1や2(←数字は四角で囲われています)、またはアルファベットのEの場合があり、この最後の文字を合わせないと基板が合いませんのでご注意を。

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