エアコンクリーニングで独立を考えている方にお勧めの道具

 こんにちは。

今回はオフィスKがエアコンクリーニングで実際に使用している道具をご紹介したいと思います。

これからエアコンクリーニングを始めたい方、すでにエアコンクリーニングをやっているけどもっと効率よく作業を進めたい方、ただ単に他の業者がどういう物を使っているのか見てみたい方。

色々な方にむけてご紹介していきます。

風速・温度計

まずは風速・温度計です。作業前の風速と吹き出し口の温度を測ります。

オフィスK

これにはとても大事な意味があります。

エアコンの能力で大事な事がこれ一つで計測可能です。

風はたっぷり出ているのに風がぬるい。

こうなるとガス漏れやサーミスタの不具合、室外機基板の故障など、エアコンクリーニングでは解消されない可能性があるため、その旨をお客様に伝えてからの作業をするためです。

そして逆のパターンで、吹き出し口の風は冷たいんだけど風速が弱くて部屋が冷えない(暖まらない)、または吹き出し口付近から水がポタポタ垂れて来る。

この現象の場合はエアコンクリーニングで解消される場合がほとんどなので、作業前と作業後の数値を比べてみます。

計測が終わったら分解にとりかかります。

ドライバー+-

その際に必要なのがドライバー類。

ドライバー オフィスK

こちらは普通のプラスドライバーとマイナスドライバーですが、若干長さが違います。僕は長い方をよく使いますがお好みの長さを見つけて下さい。

エアコンを分解する際に一番出番が多いのがプラスドライバーです。化粧パネルのビスを外す際、基板ボックスを外す際、熱交換器を本体から外す際、ドレンホースを外す際など、実に多くの場面で必要なので、自分にあったドライバーを使った方がいいでしょう。

ペンチ・斜ニッパー・ラジオペンチ

エアコンクリーニングに必要な道具

左からペンチです。正直、ペンチはほぼ使いません。ただ、何があるか分からないので安心のために持っている程度なので、特に出番はありません。

真ん中が斜ニッパーです。インシュロックをカットする際にとても役立ちます。こちらは出番が割とあるので一つは欲しいところでしょうか。

特に業務用エアコンクリーニングの際は、インシュロックでとまっている箇所が多いので、とても重宝しますよ。

続いてラジオペンチです。

こちらは基板から小さいコネクターを外す際なんかに、コネクターのツメを挟むのにとても役立ちます。

こちらも一つはあった方がいいでしょう。

テスター・検電器

エアコンクリーニングに必要な道具

順番が逆になりましたが、分解する前にこちらが必要でした。

左側にあるのがテスターです。コンセントを抜いた後に電圧がかかっていないかを確実に調べることができます。

右側にあるのが検電器とです。

電線のケーブルの上からでも電気が来てるかどうか瞬時に分かります。ですが、どちらかというと左側のテスターだけでもあった方がいいかと思います。

基板は外さない、養生で十分という業者様には必要ないかもしれませんね。

養生・マスカテープ

エアコンクリーニングに必要な道具

真ん中にあるのも右側にあるのも同じマスカテープという養生のためのテープ付き養生シートです。

何が違うかというと長さが違うだけです。

左側にあるのが550mmマスカテープで、右側のが2600mmマスカテープです。

550mmの方は分解して洗浄カバーをかぶせる前に本体を一周させる時に使います。

2600mmの方は洗浄中に水が周りに飛び散らないように天井からでも地面に着くぐらいの長さの養生となっています。

写真左側はそれらをカットするためのカッターですね。

洗浄カバー

洗浄カバーには様々な形がありますが、僕はこの洗浄カバーが一番使い慣れているし使いやすいです。

養生をしっかりすれば水が外に跳ねる事はほとんどありませんし、何より口が広いので視認性が抜群ですね。

特殊テープ

エアコンクリーニングに必要な道具

下にあるのは普通の養生テープなので飛ばします。

上の左側が結露防止テープです。エアコンクリーニング後に断熱材が剥がれた時なんかに足して断熱効果を減らさないようにします。

設置から年数が経っていると経年劣化で断熱材が剥がれていますので、そういう際の結露防止に抜群です。

右側がブチルテープです。エアコンクリーニングでは正直あまり使用する場面はありませんが、過去ブログにも書いていますが、Panasonic製エアコンの一部で本体から水漏れが発生する場合があります。

その時に応急処置をする際に使用しています。

ヘッドライト・刷毛・ミラー

エアコンクリーニングに必要な道具

ヘッドライトは暗くて見えにくいところでは大活躍します。僕が使用しているものはアウトドア用の物です。

左下が刷毛です。外した基盤やファンモーターなど、水で濡らせない物はこの刷毛で大まかなホコリをはらってから軽く濡らしたタオルで吹き上げています。

ミラーは本体の奥の方など見えにくいところを見るのに役立ちます。

ここからが皆さんが気になっているところではないでしょうか?

高圧洗浄機

高圧洗浄機です。

エアコンクリーニングに必要な道具

僕が使用しているのはキョーワ製のKYC-20Aという機械です。重いです。うるさいです。

本来はこの青い専用のケースに入っていて、このケースがエアコンクリーニングの時そのままバケツ代わりに水を溜められるようになっていますが、片付けの時非常にぎゅうぎゅうで蓋が閉まりにくいです。

箱が小さいので水もそんなに溜められません。

なので僕はホームセンターに売っている大きめの箱に入れ替えています。

エアコンクリーニングに必要な道具

この箱なら片付けの際、いちいちホースなどを本体と切り離さずにそのまま収納できます。

また、箱が大きくなった分水がたくさん溜められますので、エアコンクリーニング中に水が足りなくなって脚立からわざわざ降りて水を足して。。。

という作業から開放されます。

この箱にして片付けも楽になり、作業時間が15分~20分短縮できたように感じています。

これはお勧めです。

ワンタッチカプラー

今は収納の際に取り外さないのでそんなに必要性は感じませんが、既存の青い箱の時は一回一回本体から切り離していたので、このワンタッチカプラーがとても役にたっていましたよ。

エアコンクリーニング 高圧洗浄機

↑の写真の1は、青いホースと接続しています。既存のホースは固くて取り回しが非常に不便です。なのでこの青いホースに変えて取り回しがとても楽になりましたよ。

そして2の部分です。本来この高圧洗浄機のこの部分には圧力ゲージがついています。

ですがよく壊れます。ですがこのゲージがなくてもこの機械は普通に動きます。ただし、ゲージを外したらそこは別のオスネジで塞がないといけませんのでご注意下さい。

金物屋さんなんかで数百円で買えますのでそれで塞いで下さい。

洗浄ガン

この洗浄ガンは黒いレバーを握ると水が出ます。レバーにロックもついていて長い時間洗浄する時はロックしてしまえば余計な握力を使わずに済むのでとてもいいです。

ノズル先端を回して水圧の調整ができるので、水圧ゲージがなくても何も問題ありません。

10m延長ホース

本体と繋がっているホースが10mですが、後もう少し足りない時、部屋と部屋の真ん中に高圧洗浄機を置いて移動しないで両方の部屋のエアコンクリーニングをしたい時などはこの延長ホースがかなり役立ちます。

プラ舟

左官屋さんなんかがセメントをこねる時によく使っているプラスチックの舟です。

これに水と薬品を溜めて、取り外したシロッコファンや細かいパーツはつけ置きします。

アルミフィンクリーナー

エアコンクリーニングに必要な道具

僕がエアコンクリーニングで使用しているアルミフィンクリーナーがこちらです。

特に珍しい物ではありませんが、業務用エアコンでも家庭用エアコンでも1台だけならわざわざ10ℓ用の重い入れ物を持たずに、小分けにしてある隣の1ℓ容器で持ち運んでいます。

小物

後は洗浄中に汚水うけるバケツやアルミフィンクリーナーを素手で触ると手が荒れるのでゴム手袋。ドレンパンやプラスチック部分のカビにはなんといってもカビハイターが一番です。

その隣のタワシと一緒に使用すれば鬼に金棒です。

ドレンホース用クリーナーはエアコンクリーニング業者の必需品でしょう。

エアコンクリーニングをした事によってドレンホースにゴミが詰まってしまうこともあるので、その時はドレンの出口から思いっきり吸い取りましょう。

気持ちいいぐらい詰まりが取れる時がありますよ。

以上がオフィスKで実際に使用している道具でした。

今のところこの道具と装備でしっくりきていますので当分はこの装備で行くでしょう。

今後ともよろしくお願いします。

オフィスK 098-989-1213

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