家庭用天井埋め込みエアコンクリーニング・ドレンアップポンプ交換 沖縄
家庭用天井埋め込みエアコン
高級マンションのリビングなんかによく設置されている家庭用天井埋め込みエアコンクリーニング及びドレンアップポンプ・フロートスイッチ交換です。
今回の作業はエラーで止まってしまったエアコンでした。
依頼主様がPanasonicのサービスマンに診てもらったところ、ドレンアップポンプとフロートスイッチの交換が必要と言われ、分解しないといけないのでどうせならそのままエアコンクリーニングまでやったらどうかと提案され、僕に依頼が回ってきました。
ドレンアップポンプ・フロートスイッチ
業務用でも家庭用でも天井埋め込みタイプのエアコンにはドレンアップポンプというのがついています。冷房運転中に発生する結露水を機械の力で最大85㎝ほど持ち上げて、そのあとは自然勾配を利用して屋外へと排水していきます。
しかし、このポンプが故障してしまうと排水ができなくなってしまい水漏れが発生しますね。そこで、水位が上がりすぎた場合水漏れを起こす前に運転を止めるように信号を出す装置がフロートスイッチというものです。
普段何気なく使用しているエアコンですが、本当によく作られていますね。
完全分解
まずは分解していきます。
家庭用天井埋め込みエアコンは分解していくと自然と完全分解になるのでとても綺麗にクリーニングする事ができますが、それなりの知識と経験が必要なタイプだと個人的には思っています。
前にありましたが、他の業者に3か月前にクリーニングしてもらったけど臭いが全く取れていないので違う業者を探していたところオフィスKに依頼してくれたお客様がいらっしゃいましたが、いざ分解してみると全くクリーニングされていません。
おそらく分解してみたができなくて、熱交換器だけを洗って本体は手の届く範囲で吹きあげただけでした。そういう業者もいるので、家庭用天井埋め込みタイプのエアコンクリーニングは業者選びが大切ですね。
話が逸れましたが、分解したパーツがこちらです。本体パネル・ドレンパンはもちろんの事、オフィスKではシロッコファンまできちんと分解します。
写真には写っていませんが電装品・ファンモーターも外してあります。
全ての部品を外すと熱交換器だけが残ります。
分解したパーツは外で洗いますが、なにせたくさんのパーツを外していますので外作業が長くなりますが、屋内作業は熱交換器のクリーニングに集中できるので細かい部分までクリーニングする事ができます。
部品交換
そして今回のエラーで交換が必要だったドレンアップポンプとフロートスイッチがこちらです。エアコンクリーニングの際どの道外す部品なので、交換だけに費用をかけるよりはついでにクリーニングした方がいいですね。
まとめ
本当に考えにくいですが、このドレンアップポンプとフロートスイッチを外さないでクリーニングする業者もいるようです。僕は故障が怖くて必ず外しますが、色んな業者さんがいますね。
熱交換器の洗浄が終わったらブロワーである程度の水分を飛ばし、洗浄したパーツを組み立てていきます。
組み立て完了後はエラーも消えて正常に運転しているのを確認してこの日の作業完了です。
ご依頼ありがとうございました。