業務用・家庭用エアコンクリーニング

浦添市にある建設会社の４階建てビルのエアコンクリーニングを無事に終えました。

こちらは１月の中旬頃に問い合わせをいただきまして、現調させてもらい、相見積もり後に依頼をいただきました。

業務用エアコン６台、壁掛けエアコン４台のエアコンクリーニングでしたが、業務用６台のうち３台は設置後１０年が経過している機種だったので、他の業者さんにはこの３台は断られたそうです。

↑こちらが他社に断られたダイキン製の冷房専用エアコンです。

その名の通り、冷房専用エアコンなので暖房は使えません。

本土の方によく『沖縄って暖房必要なの？』と聞かれますが

はい必要です。沖縄の冬も意外と寒いんです。

 

こちらのエアコンは設置して１２〜３年経ってると言っていましたが、一度もクリーニングをした事はないそうでそれなりの汚れが付着していました。

↑熱交換器がカビで真っ黒でした。

アルミでできていますので本来は綺麗な銀色をしています。

 

これが飲食店のエアコンになるとカビの他に油汚れが付着しています。

そうなると落とすのがなかなか大変な作業になってきます。

古い機種でも新しい機種でもやる事は同じだし気をつけるところも同じです。設置後１０年を経過していてもオフィスＫでは対応できますので、他社で断られた方、是非一度お問い合わせ下さい。

↑分解した部品の洗浄前

↑こちらが先ほどの写真でカビで真っ黒だった熱交換器の洗浄後です。

カビを落とすとこれだけ色が戻りました。

性能もだいぶ戻るでしょう。

こちらの会社は平日は社員の方がいるので、土日のみの作業で何週かに分けて作業をさせていただきました。

作業前に必ず試運転をしますが、その過程で壁掛けエアコン１台、業務用エアコン１台が故障していました。

その旨を担当の方にお伝えするとそのまま修理もお願いします言われたので、故障診断してみると２台とも

室外機の基盤交換が必要でした。

壁掛けエアコンの方は２０１１年のモデルだったので基盤は問題なくありますが、業務用エアコンの方が２００６年製の機械だったので基盤があるか心配でしたが、メーカーに問い合わせてみるとどちらもあるとの事だったので運がよかったですね。

ちなみに、業務用エアコンの室外機には基盤が２つありましたので、両方とも変える必要があると言われたので両方とも交換です。

左側がパワー基盤で右側がプリント基盤です。

同じような物ですがそれぞれの役割があるようです。

今回の基盤は焼けたりしているところは見当たりませんでしたが、それでもエラーが出るって事はそれだけ精密に作られている証拠でしょうか。

基盤交換後は業務用エアコンも壁掛けエアコンも無事に作動するようになりました。

業務用エアコンは入れ替え工事をすると４０万〜はしますので、安く済む修理なら修理の方がいいとは思いますが、修理にもいろいろあるので入れ替えた方が結果的に安く済む事もあるようです。

今回はたまたまうちに依頼が来たのでエアコンクリーニングと修理どちらもできたので、お客様も修理依頼を他にする手間が省けたと喜んでくれました。

まだまだ対応できない事もたくさんありますが、日々勉強して一つでも多くの事に対応できるよう精進したいと思います。

沖縄も最近暑い日がありますので、そろそろエアコンをつけるお宅も増えてくると思います。

カビの匂いが気になったら是非お問い合わせ下さい。