Panasonic 業務用エアコンクリーニング 沖縄
業務用エアコンクリーニング
今回の機種は天井埋め込みタイプ、いわゆる天井カセットタイプです。
今回のご依頼主は嘉手納町にある海水魚を扱っているお店です。
設置から3~4年ですが、店舗内の気温が上がりすぎると水槽内にいる魚によくないようで、24時間一定の温度で回しっぱなしにしているそうです。
最近なんかエアコンの効きが悪くなってきて部屋が冷えなくなってきたそうですが、真夏にエアコンを止める事はできないのでこの時期のエアコンクリーニングになりました。
もともとはエアコンの効きが悪いなと感じた時に故障かなと思い設置した業者さんに見てもらったそうですが、汚れが原因だと言われたそうです。
設置から3~4年という事ですが、24時間回しっぱなしという事はそれなりに汚れていて、効きが悪くなっててもおかしくない時期ですね。
風速計測
まずは分解する前の風速を測ってみたところ1.7m/s程度でした。
この数字からかなり風が弱い事が分かります。
逆に吹き出し口付近の温度は13度となっているので、ガス漏れはなく、冷え自体は問題なさそうです。
早速分解していきます。
カセットタイプのエアコンは一人でも特に問題なく作業できます。
パネルを外しコネクターを基板から外し、ドレンパンを外します。
ドレンパンの中にはスライムが発生していて、ドレンアップポンプの吸い込み口に付着していました。
もう少し詰まるとエラーが出てエアコン本体が止まっていたでしょう。
ファン・ファンモーターを外して分解完了です↓
全体的にかなり汚れているわけではないですが、熱交換器を見てみると目詰まりしているのが分かりますね。
熱交換器の汚れ・目詰まり
こちらです↓
今回の風が弱い原因はやはりこの熱交換器の目詰まりで間違いなさそうですね。
こちらを高圧洗浄機で専用の薬品を塗布してつけ置きしておきます。
その間に分解した部品を洗います。
油汚れがある場合はまた違う薬品で洗いますが、今回はカビと埃だけだったので汚れは落ちやすかったです。
このカセットタイプの熱交換器の汚れ、目詰まりというのは分解してみないと見えない部分なので、壁掛けエアコンや天吊りタイプのエアコンより判断がしづらいですね。
風が弱いというのはモーターの故障の場合もありますが、ほとんどがこの熱交換器の汚れです。
壁掛けエアコンの場合はファンに埃が付着して風の出が悪くなっている場合もあります。
まとめ
今回クリーニング後の写真はありませんが、分解した部品の汚れはもちろん、熱交換器の汚れ、目詰まりをきれいに落とせた事によって、クリーニング後の風速が5.8m/sまで戻りました。
数値だけみるとクリーニング前の3倍ですね。
これだけ元に戻れば店舗内の温度管理も問題ないでしょう。
ここまで目詰まりすると水が垂れてきたりするのでこうなる前のエアコンクリーニングをお勧めします。
業務用エアコンクリーニングはオフィスKまで。
オフィスK 098-989-1213