新品エアコン漏電ブレーカ作動

新築物件

今回は、3月に新築物件で7台設置させていただいたお客様からの緊急の依頼でした。 
高機能は必要ないという事でしたので三菱製のスタンダードなエアコンを選択しましたが、高機能にお金をかけるより、ここ沖縄では塩害対策をされた方がよっぽどいいという提案をさせていただき室外機を耐塩害仕様にしました。

塩害仕様 

対塩害室外機の画像

こちらの物件は海まで徒歩2分ほどですので、塩害がもろに来る地域です。 
まぁ、ここ沖縄では台風で潮風が遠くまで運ばれますのでどこにいても塩害は避けられません。


漏電ブレーカ作動

今回は設置からまだ3ヶ月半ほどしか経たないエアコンでしたが、夜中に突然『漏電ブレーカ』が作動し、家中の電気が全部消えてしまったそうです。 
幸い、少し電気の知識があるお客様でしたので、安全ブレーカを一度全部落とした後に漏電ブレーカを上げ、安全ブレーカーを1つずつ上げていったところ、このエアコンのブレーカーを上げると漏電ブレーカが作動する事を突き止めたそうです。 
このブレーカーだけを落とし、残りを全部上げてこの日は過ごしたそうです。 
リビングのエアコンだったので寝室のエアコンは問題なく動作していた事が不幸中の幸いでした。

調査開始

翌日さっそくお客様宅を訪問し本格的な調査開始。 
リビングのエアコンが漏電しているのは間違いなさそうですが、まずは上げてみます。 
すると10秒ほどすると漏電ブレーカが作動し、家中の電気が切れました。 
この時点ではまだブレーカーからコンセントに繋がっている電源線が悪いのかエアコン本体が悪いのか確定できません。

漏電箇所特定


そこで、エアコンのコンセントを抜いて漏電ブレーカと安全ブレーカ全部を上げたところ、漏電ブレーカは作動しません。 
これでエアコン本体から漏電している事が確定しました。 
室外機へ移動です。 
本当はここで室外機の連絡線を抜いてコンセントを差してみれば室外機か室内機か細かく特定できますが、もうそこまでは必要ないでしょう。 
大体の検討はついていたので基板を確認します。 
いました。ビンゴです。 
ヤモリが基板と鉄箱に挟まって感電死していました。 
(閲覧注意) 

漏電箇所の画像

まとめ

沖縄あるあるネタですね。 
ヤモリが感電後に落ちてくれてれば良かったんですが、鉄箱に挟まってしまった事によって漏電ブレーカが作動してしまったんですね。 
このヤモリを取り除いたら無事に動作したのでこれで様子を見てもらう事にしました。 
エアコン修理はオフィスKまでお電話下さい。 
098-989-1213 


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