National製CS-H406A2Zエアコンクリーニング
National製CS-H406A2Zのエアコンクリーニングです。
こちらの機種はお掃除ロボットはついていないノーマルタイプのエアコンとなっています。
年式は書かれていなかったので不明ですが、10年hほど前に設置したと思うとの事でしたが今まで一度もエアコンクリーニングされた事はないと言っていました。
10年エアコンクリーニングしていないエアコンてなかなかないと思いますよね?でも意外とあるんですよ。
そういうエアコンはだいたいがかなり汚れがこびりついていて掃除のやりがいがあります。
早速分解していきましょう。
こちらのエアコンはドレンパンとシロッコファンが別々に分解できるセパレートタイプなので分解する工程は省きます。過去のブログにありますのでそちらを見てみて下さいね。
分解したところがこちらです。
ぱっと見てかなりやばい事が分かるかと思います
このエアコンから出てくる空気は吸いたくないですよね。
そうは思ってもなかなか内部までクリーニングする気にはなりませんよね。
シロッコファンを外してから見える上の部分にも年季の入った汚れがびっしりでした。このレベルまで汚れていたらシロッコファンをつけた状態で洗っても汚れの残りがかなり多いでしょう。
とまぁここまではいつもと同じですが、今回基盤を外す時に基盤BOXの中にヤモリの糞やらゴキブリの卵やらが多く見受けられたので、基盤BOXまで洗う事にしました。
本来は完全分解クリーニングをお勧めしたかったのですが、そこはお客様の予算と相談してからでしたので今回はこちらの分解方法となりました。
基盤BOXってエアコンクリーニングの時に意外と忘れられる(そもそもプランに入っていない)場合が多いですが、オフィスKではホコリが多かったりゴキブリの卵なんかがある場合にはなるべく洗うようにしています。
言うまでもない話ですが、基盤自体は絶対に濡らしてはいけませんので基盤を外して基盤BOXのみを洗う作業となります。
ここまで分解するにはそれなりの知識とそれなりの道具、そして何より必要なのが覚悟だと思います。万が一基盤を壊してしまった時に弁償になりますので、見よう見まねでやるのは僕はお勧めしません。
やるならあくまでも自己責任でお願いします。
基盤を外した基盤BOXがこちらです↓
ホコリにまぎれてゴキブリやヤモリが生活していたのでしょうか。これだと基盤が壊れるのも時間の問題だったかなと思うのですが、それよりも今まで故障しなかった事がラッキーなぐらいですね。
表から見てもホコリが溜まっています。
分解したパーツをつけ置きしている間に熱交換器を洗浄します
家庭用のエアコンクリーニングをする際の高圧洗浄機はキョーワ製の高圧洗浄機を使用しています。
3.5mpaの水圧ですが、家庭用エアコンならこれぐらいで十分でしょう
パッケージエアコンのクリーニングとなるとその水圧じゃ物足りないですが。
分解したパーツも高圧洗浄機で洗い流し、シロッコファンやドレンパンは匂いをかいで匂いが落ちているか、見た目だけではなく自分の鼻でも確認します。
汚れが落ちても匂いが残っている場合があるからです。
洗浄した熱交換器がこちらです↓
熱交換器のアップです↓
どうでしょうか?最初の画像と見比べると見違えるほど綺麗になったと思いませんか?
基盤BOXがこちらです↓ホコリが綺麗に取れました。
洗い終わったパーツがこちら↓
ドレンパンの裏側もカビが生えていましたが、それも綺麗に落としたので匂いも取れました。
このように、一つでも多く分解する事で落とせるカビの量が変わってきます。最低でもドレンパン、シロッコファンは外してからエアコンクリーニングした方がいいと思います。
ドレンパン一体型の機種だと予算の関係上そうもいかない事もありますが。
このように、基盤BOXを洗うのもありだと僕個人では思っています。
いくら熱交換やドレンパンを綺麗に洗って匂いをとっても基盤BOXが臭い!
なんて事よくありますからね。そりゃそうです、洗っていないんですから。
沖縄はそろそろ梅雨の季節になるかと思います。
エアコンクリーニングの依頼も徐々に増えてきていますが、まだ予約が取りやすい時期です。
エアコンクリーニングのご依頼は是非オフィスKまで。
※設置から10年を超えている機種に関しましては買い替えもご検討していただいていますのでこちらもご参照下さい。
オフィスK 098-989-1213