ダイキン製うるさら オーバーホール

かなり久しぶりの更新となりました。
ゴールデンウィーク明けから急に忙しくなり、作業中にブログ用の写真を撮る暇も
余裕なく今日まで来てしまいました。
最近はエアコンステーションという名に恥じぬよう、エアコン関係の仕事で毎日忙しく動いております。
例えば、ここ最近の1日の流れとしましては、午前中はエアコンクリーニング、午後はエアコン取り替え工事、夕方からエアコン修理と、1日の中でも目まぐるしく動いています。
ついて来てくれてるスタッフに感謝です。

さて、そんな本日は午前中になかなか強烈なルームエアコンの取り替え工事を終わらせて、午後からダイキン製うるさらを取り外してからのオーバーホールを行いました。
今回の機種が7.1kwと容量が大きめで配管が2分4分となるので手曲げの時は注意が必要です。

作業前にまずは試運転ですが、風切り音が大きく、風が出ていない部分もあったので内部が目詰まりしているようです。
7.1kwぐらいの容量だと熱交換器が何層にもなっているので、表面だけを高圧洗浄してもあまり効果がありません。
熱交換器の内側からも詰まりを解消する事が大事です。
エアコン専門店のエアコンステーションだからできる、現場で取り外し、完全分解、高圧洗浄。
そして元の通りに設置し直します。

壁についたまま完全分解もできますが、取り外して完全分解の方が間違いなくもっともっと細かく洗浄できます。

まずはポンプダウンをし、室内機を壁から降ろします。

それから作業台の上で分解開始です。
ダイキン製のエアコンは非常に分解しやすくできていますね。
15分ほどで完全分解完了です。

エアコン分解の画像
分解したパーツを高圧洗浄機と薬品を使い、熱交換器も奥までしっかり洗浄していきます。
熱交換器の表面から見える側は去年他社に依頼したそうでまだ綺麗に見えましたが、裏側は全く届いていなかったようで、
汚れで目詰まりしていました。
ブログの冒頭で風が出ていない場所があると書きましたが、まさにこの部分から風が出ていませんでした。
エアコンはとても正直です。
不調がある箇所にはかならず原因があります。

熱交換器を表からも裏からも念入りに、徹底的に洗浄します。
初めは高圧洗浄機からの水が貫通しませんでしたが、表裏からの洗浄を繰り返した事によって、水が通るようになりました。
ここまでくればあとは仕上げです。


洗浄したパーツの水を切り、乾いたタオルで拭きあげます。
熱交換器はブロワでぶわーーーっと水分を飛ばし、自然乾燥させます。

全てのパーツを拭きあげ終わったら分解した時と逆の手順で組み立て開始です。

組み立てもスムーズに終わり、最後にフレアを作り直し、接続後真空ポンプで配管内の空気を外に追い出します。(エアパージ)

全ての作業が終わり、ガスを開放して試運転です。

作業前には匂いと音がとても気になっていましたが、作業後には匂いも全くなく、何より音が全く気にならなくなりました。
こてでエアコン本来の性能を取り戻せたので、部屋もよく冷えるでしょう。
これだけの作業で2時間30分で完了です。
ご依頼ありがとうございました。

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