ダイキンエラーコードC4厨房用パッケージエアコン修理 FHTP140AL
ダイキンFHTP140AL厨房用パッケージエアコン修理
今回は居酒屋さんのエアコンクリーニングの見積りに伺った際に、エラーが出ていたので先に修理をした方がいいとこちらから提案させていただきました。
試運転ができない状態だとエアコンクリーニングをしても意味がないからです。
今回のエラーコードが『C4』というエラーコードでした。
ダイキンさんのエアコンはリモコンに室内機の型番が表示されますので脚立にのぼる必要がなくて助かります。
早速調べてみると
C4 センサ系異常 熱交温度センサ不良
内容
【C4】 室内機のエラーです。 熱交換器の液管温度を検知しているサーミスタの不具合により、停止しています。
予想される原因
・液管サーミスタの不具合
・液管サーミスタのコネクタ接続部の不具合
・プリント基板の不具合
という事でした。
液管サーミスタとかコネクタがどうとか書いていますが、要するに温度管理をしているサーミスタか室内機の基板の不具合、もしくは両方の不具合という事でした。
メーカーのサポートセンターに確認すると『サーミスタのコネクターを抜いて抵抗値を測ってみて下さい。そこで25kΩ(キロオームと読みます)が正常値です。それより大幅に違えばサーミスタの不具合です』と言われました。
ただ、メーカーの方の言い分だと室内機基板とサーミスタの両方を変えておいた方が間違いないですと言われたのでお客様には両方同時交換する事を提案させていただき、快諾してくれました。
そこで要注意ですが、室内機基板を交換する際は
というのが必要になる場合とそうでない場合がありますので、室内機基板の交換をする際はメーカーの方に必ず確認した方がいいと思います。
この小さい青のコネクターが能力設定アダプタなるものです。
定価180円です。
室内機の基板交換の際にこれがないだけでエラーが出てエアコンが動かないんです。
切ないですよね。なので、先程もお伝えしていますがメーカーの方に事前に確認した方が無難です。
特に僕が住んでいる沖縄では発注から2~3日はかかりますので、180円の能力設定アダプタに泣かされるのは本当に時間の無駄です。
基板交換だけならたいした手間もかかりませんが、今回のエラーの最大の原因である液管サーミスタというのはドレンパンまで外さなければ見えてこないので手間がかかります。
しかもドレンパンを外した時に水が詰まっていたようで、大量の水を浴びました笑
一応はドレンホースを抜いて水が出てくるか確認したんですけどね、その手前が詰まっていたので出てくるはずがありませんよね笑
実際にドレンパンに手を突っ込んで確認する必要がありました、勉強になりました。
液管サーミスタの交換の際は線が細いので、せっかく交換する新しい線を切らないように気をつけて下さい。
サーミスタは交換後写真撮るの忘れてしまいましたが、写真に写っているサーミスタが古い方です。
全て交換した後はエラーも消え正常に運転していました
居酒屋さんのキッチンという事で火を使えば気温も上昇しますので、この時期に修理しておいて正解だったと思います。
エアコン修理はオフィスKに是非ご依頼下さい。
オフィスK 098-989-1213