エアコンつけ始めがカビ臭い理由
こんにちは。
今日東京でも初雪が観測されたそうですがここ沖縄は日中20度ほどありました。
沖縄で本当に寒い日が続くのは2月の一か月間ぐらいでしょうか。
それでもこの時期は沖縄でも暖房をつける家庭が増えています。
もちろん家庭だけではなくて会社や飲食店なんかもですね。
エアコンつけ始めが臭い理由
今日はエアコンをつけ始めた時の臭いがカビ臭い理由を僕なりに考えてみました。
もちろん最大の原因はカビや汚れですが、今日はもうちょっと深く掘り下げてみたいと思います。
まず、冷房の時から考えてみましょう。
その前に、ご自宅のエアコンを下から覗いてみて、中にあるファンを見てみて下さい。
↓の写真みたいになっている方、今すぐエアコンクリーニングした方がいいでしょう。
冷房の仕組み
冷房の時はスイッチを入れてすぐはとても臭います。
専門的な事を言うとコンプレッサーが動き始める前、冷媒と言われる冷たいガスが室内機の熱交換器をめぐるまでの間はとてもカビ臭いです。
冷たいガスが熱交換器を冷やし始め、エアコン本体から出てくる風が冷たくなってきたのを感じると臭いは徐々に薄れてきますね。
この時の熱交換器は凍るほどキンキンに冷えています。
だから臭いが抑えられているんですね。
この現象はこうやって文字で見る前に実感している人は多いのではないでしょうか?
暖房の仕組み
続いて暖房ですが、暖房の時はつけ始めだけではなく、つけている間ずっと臭いという現象が起こります。
ガスの動きは冷房の時と逆で、とても熱くなったガスが熱交換器を巡っています。
なぜ臭いのかと考えてみましたが、ホットコーヒーとアイスコーヒーに例えてみたいと思います。
まず、ホットコーヒーってとてもいい香りがしますよね?
あの湯気にいい香りが乗っかって遠くまでいい香りがしますよね?
逆にアイスコーヒーは香りがしないわけではありませんが、近くに寄って匂いを嗅がないとなかなか気づかないですよね。
今の説明分かりにくいですか?
臭い発生の原因
今一度冷房のつけ始めに戻りましょう。
冷房のつけ始めの時というのは熱交換器とシロッコファンが部屋の温度(室温30度と仮定)と大体同じぐらいなんですね。
そこからリモコンで運転をかけ、コンプレッサーが動くと冷たい風が出てきます。
そうすると氷をたっぷり入れたアイスコーヒーのように冷やされた熱交換器とシロッコファンの臭いが薄れるわけなんです。
他の方のブログなんかで『16度で1時間強運転をかけると完璧に臭いが取れる!』とか、『窓を開けて1時間運転』とか書かれているブログがありますが、根本的にカビを除去しないとカビの臭いは絶対に取れません。
臭いが薄れるという意味でもちろんその場しのぎにはなりますが、次つける時に同じ臭いは間違いなく発生します。
そして暖房の時はなぜ臭いが続くかというと、冷房の時と逆で熱交換器はかなり高温になっており、吹き出し口付近の温度は40~50度となります。
ホットコーヒーの状態が続くというわけですが、暖房をつけ続けていれば熱交換器が乾燥してきますので多少臭いは薄れてくるというわけなんですね。
エアコンから出る風は湯気とは違い水分は含んでいませんのであくまでも分かりやすい例えだと思って下さい。
まとめ
どちらにしても、カビを除去するという根本的な事をしない限りこの臭いはおさまりません。
おさまらないどころか、カビは一度発生すると倍々で増えていくといわれています。
そのためにエアコンクリーニングという作業が一番適しているというわけですね。
前のブログでもご紹介しましたが、数多あるエアコンクリーニング業者の中でもどこまで分解できる業者なのかを見極める事が大切になってきます。
なので僕は日々の作業の一部をお客様に分かるようにアップさせてもらっています。
↓こちらがクリーニングし終わったシロッコファンとドレンパンです。ここまで洗えば臭い源はほぼ取れているでしょう。
某大手ハウスクリーニング屋さんのCMを見てそこにお願いしたけど、数週間で臭いが出てきたという方が、もっとちゃんと分解できる業者を探していたところ、僕のブログを見つけて僕に依頼をしてくれた方がいらっしゃいました。
その方はとても満足してくれましたし、1か月後に連絡してまましたが臭いは全くないと言っていました。
やはりエアコンクリーニングで内部のカビを徹底的に落とさないと根本的な解決にはならないのです。
参考にしていただけたら幸いです。
エアコンの臭いが気になって僕のブログにたどり着いたなら是非ご検討下さい。
自信があるのでいろいろなエアコンクリーニングの提案ができます。
※今回の写真は作業とは関係なく、既出の物も含まれています
エアコンクリーニングはオフィスKまで 098-989-1213