東芝製ルームエアコン完全分解クリーニング
東芝製ルームエアコンRAS-251UD2010年製完全分解クリーニングです。
今回のご依頼は今ついているエアコンを取り外して違う部屋に取り付けて欲しいというエアコン移設のご依頼でしたが、合わせてエアコンクリーニングもお願いしたいとの事でした。
東芝製なのでシロッコファンとドレンパンが一体型になっていますので、この機会にエアコンクリーニングした方が完全分解できますし僕もやりやすいので助かります。
まずは今設置されているエアコンを取り外すのが最初の作業です
エアコンを取り外す際は冷媒管の中に充満している冷媒ガスを圧縮機、いわゆるコンプレッサーに戻す事から始めます。
通称ポンプダウンです
夏場は冷房運転ができるのでポンプダウン作業が捗ります。
無事にポンプダウンを終え、エアコン完全分解クリーニングにとりかかります。
化粧カバーを外しルーバーを外して基板周りを外していきます。
今回の機種は自動お掃除機能のついていないノーマル機種となりますので、配線の数が少ないので分解しやすいでしょう。
Fケーブルを抜いてファンモーターのコネクターを抜いて、サーモ、アースぐらいで基板は外せると思います。
コンセントに繋がる電源線は基板ごと外せるのでさわらなくて大丈夫です。
壁にかかった状態でもそうですが、基板を外す時は焦らずに、どこの線が基板に繋がっているかを見極めれば無駄な線を外さなくて済むでしょう。
僕も最初はルーバーモーターを外すのすら怖かったです
でもまずは一つを外すことから始めました。
そこから徐々に線を見極めていき、今ではほとんどの機種で基板を外せるようになりました。
その先にお掃除機能つきエアコンの分解があったので、どこかで勇気をもって最初の一歩を踏み出すことが大事ですね。
続いてドレンパンと熱交換器を分解していきます
熱交換器とドレンパンはダイキン製なんかもそうですが、左側と右側にビスで留まっていますので、両サイドのビスを外します。
こちらが左側のビス部分。熱交換器に埃がついていますね。↓
右側にはファンモーターもあります。
ここまでくれば後は難しい事はないでしょう。
最後に気をつけていただきたいのが、ビスを外し終わって熱交換器とドレンパンを分離させる前に本体裏側に冷媒管を固定している蓋があります。これを取らなければ分離できないので注意して下さい。↓
無事に熱交換器の分離が完了しましたので、ドレンパンと一体になっているファンモーターとシロッコファンを分解していきます。
だいたいの機種はプラスのネジでシロッコファンとファンモーターがとめられているんですが、今回の機種は珍しくイモネジタイプでした。↓
こんな事言ったら本当はいけないのですが、ビスは数本なら留め忘れても大きな問題ではないですが、このシロッコファンを留めているイモネジやもしくはプラスのビスなどは絶対になくさないで下さい。
他のビスとは合わないようになっていますので、組み立てられなくなりますので。
これで完全分解が完了しました。
これで丸洗いすることができます。
と、ここで雨がぱらついてきました。降ったり止んだりなので様子を見ながら洗浄していきます。
この後設置工事もあるので雨は降らないで欲しかったんですけどね、こればっかりは。
黒なので見づらいですが、ドレンパンもだいぶ汚れがついていますね。
こちらも綺麗に洗浄していきましょう
分解した各パーツも熱交換器もすみずみまで洗浄できるので本当に気持ちがいいです。
洗浄し終えたパーツはブロワーで水気を切った後に吹き上げていきます。
天気がいい日はブロワーを使わなくても干して置くだけで乾くので一手間省けますね。
吹き上げている最中にまたもや雨が。。。
ここからは時間との勝負で写真を撮る時間がありませんでした。
エアコンクリーニングだけなら大した問題ではないのですが、この後設置工事が控えているので雨は非常に困ります。
小雨がぱらついているのでその間に室内機の設置を済ませ、休憩もなしでそのまま外部作業まで一気に終わらせました。
最後に試運転をしている間に片付けをして、片付けが終わった頃に運転中のエアコンの排水がきちんと成されているかを確認して、お客様に確認してもらってこの日の作業終了です。
今日からやっと涼しい部屋で寝れるよ、ありがとう!
と、とても喜んでくれたのでとてもやりがいを感じますよね。
エアコンクリーニング、エアコン取付工事はオフィスKにご依頼下さい。
※設置から10年を超えている機種に関しては買い替えもご検討いただいております。こちらをご参照下さい。
オフィスK 098-989-1213