那覇市松山業務用エアコンクリーニング

那覇市松山にて

業務用エアコンクリーニングです。

こちらの店舗の業務用エアコンは、天井埋め込み型の業務用エアコンになります。

俗に言うカセットエアコン、天カセエアコンなんて言ったりもします。

ダイキン製の埋め込み型エアコンが2台ついており、年式が2000年のものと少々古めの機種でしたので、

エアコンをつけ始めた時の匂いが気になるとの事でした。

そのためか、吹き出し口4方向全てに車用のファブリーズが取り付けられていました。

2台あるので合計8個ですね。応急処置としてはとてもいいアイディアだなと思いました。

作業前の試運転の時に確かにカビの匂いがするなと思いましたが、


それ以上に風量の弱さが気になりました。

もしかしたら熱交換器部分(アルミフィン部分)が長年メンテナンスしていないせいでカビや埃で目詰まりして風量が弱いのかなと思いました。

異音やエラーコードは出ていない事を確認したので作業に入ります。

カバーを開けてみると、基盤のボックスの周りや化粧パネルの裏側に真っ黒な埃が溜まっていました。

パーツを一つずつ分解していきドレンパンまで外しました。ドレンパン とは、夏場にクーラーをつけると室内機の熱交換器が冷たく冷やされて結露が発生するので、その結露した水を受ける部分です。

夏場クーラーをつけている時期はここに常に水が溜まっています。

その水をドレンアップポンプ というもので外に繋がる排水管へと押し上げて排水しているんですね。

このドレンアップポンプが異物を吸い込み詰まると、室内機にエラーが出てエアコンが止まる仕組みになっています。

エアコンというものは実に優秀ですよね。

こちらの業務用エアコンは長年のカビがドレンパンにも付着していましたので、そのドレンアップポンプ がいつ詰まってもおかしくない状態だったといえるでしょう。

分解しないと見えない熱交換器が見えてきました。

やはりカビや埃で熱交換器が真っ黒になっていました。この熱交換器の目詰まりが水漏れの原因になるんですよ。

汚れはまさに百害あって一利なしですね。

オフィスK エアコンクリーニング

2台とも分解が完了して、分解したパーツは外で洗います。

オフィスK エアコンクリーニング

この日は天気がよく風もなかったので、先に外作業を終わらせて乾かしている間に室内機を洗浄しようという段取りにしました。

こちらのダイキン製のパネルは表側に


ルーバーモーターが隠れているので洗浄の際は外し忘れないように気をつけて下さい。

 

ちなみに、三菱製の業務用エアコンの場合は、このパネルの4つ角にルーバーモーターが一つずつあります。

どちらもモーターを濡らしたらまずいのでこちらも併せて注意してください。

特に問題なく外作業が終わり室内機の洗浄に移ります。

先ほどの写真のようにかなり年季の入った汚れが詰まっていますので、いつもより薬品を濃いめにして洗浄していきます。

ここからは写真が消えてしまって貼る事ができません。ご了承ください。

まず薬品を熱交換器に散布していきます。

この時点で真っ黒い水がどんどん出てきました。

匂いもあります。匂いの印象としては、カビの匂いとタバコのヤニの匂いに大別できるでしょう。

こういう飲み屋さんが入るビルでは窓がないので換気扇だけでは十分な換気ができないので、エアコンに匂いがつくのもしょうがないと思います。

薬品塗布後、30分程つけ置きしてから水で洗い流します。

8ガロンのバケツに真っ黒な水がまだまだ出てきます。1杯目のバケツが一杯になり2杯目のバケツに移しました。汚水の色は薄くなりましたが、まだまだ茶色い水です。

2杯目のバケツも一杯になったので3杯目のバケツに移ります。

ここでもだいぶ薄くはなりましたが、まだまだ透明には程遠いので更に洗浄していきます。


結局バケツ6杯分洗浄してやっと綺麗な水といえるぐらいになりました。

洗浄後はブロワーで水気を吹き飛ばし、熱交換器も本来のアルミの色を取り戻しました。

これだけの年数が経っていますので完璧に戻る事は難しいですが、できる範囲で全力で作業させていただいています。

途中でお店の方が来ていて真っ黒い洗浄水を見た時に

『俺たちこんな汚い空気吸ってたの!?』とびっくりされていました。

エアコン内部もそうですがエアコンから流れてきた汚水なんかも普段なかなか見る機会がないですからね、なおさらびっくりされたと思います。

組み立て後、カビとヤニの匂いもとれ、風量もかなりアップしましたので、電気代の節約にもなるでしょう。

何事もなく終わるかと思いましたが、よーく見るとルーバーが動いていません。

一度ブレーカーを落として基盤をチェックしましたがコネクターはちゃんとささっています。

でもとりあえずそのコネクターを一度抜いて再びさしブレーカーを入れます。

そうすると、何事もなかったようにルーバーが動き始めました。

エアコンクリーニング後、何か異常が出た場合は一度ブレーカーを落として、もう一度分解して組み直すと元に戻る事が多いので、焦らずに組み直してみるといいでしょう。

これでこの日の作業全て完了です。

業務用エアコンクリーニングはオフィスKにご依頼下さい。

 

オフィスK 098-989-1213


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