ダイキン自動昇降パネル付きエアコンクリーニング
自動昇降パネルエアコンクリーニング
ダイキン製自動昇降パネル付きエアコンクリーニングです。
二台ありましたが、そのうち一台はワイヤーがすでに絡んでいたので分解して解いてみましたがダメでした。
ワイヤーの絡み
自動昇降機自体が故障していたようです。おそらく絡まった時に無理やり機械がワイヤーを引っ張ったおかげでモーターか基板が故障したとかそんなかんじだと思われます。
エラーコードU0
今回のエアコンはエラーコードU0で運転停止していました。
メーカーサイトで調べてみると
『システムのエラーです。システムの冷媒循環が不足しています』
と記載されています。要するにガス漏れによるガス欠かなと思いましたが、とりあえず分解してクリーニングする事にしました。
熱交換器汚れ
細かい分解工程は省かせてもらいいきなり熱交換器です。
かなり汚れていてn熱交換器下側にはスライムが発生しているのが確認できます。このスライムがドレンアップポンプを詰まらせる原因になります。
ドレンパン 汚れ
ドレンパン がこちらです。
熱交換器があれだけ汚れているという事は、ドレンパン もこれだけ汚れていても不思議ではないですね。汚れの塊がいくつもあり、ドレンアップポンプが今まで詰まらなかったのが不思議なぐらいでした。
分解したパーツは外に運び出し、念入りに洗います。見た目の汚れとは裏腹に意外にも汚れがスムーズに落ちました。
ですが、やはりこれだけの汚れですからね、一度の洗浄で完璧に落ちるわけではないにで、残った汚れはカビ取りハイターで入念に落としていきます。
ダイキン製のカセットエアコンはパーツが細かくて大変です。
ルーバーモーターはパネルの中に断熱材があり、それを外してさらにモーターハウジングを外さないと取り出せません。
はっきり言ってとても手間がかかります。
そんなこんなでドレンパン の洗浄後がこちらです。
どうでしょうか。新品と見紛うほど綺麗になりましたね。
パーツ全体的にこれと同じぐらい綺麗になりました。機械が設置からまだ4年ほどでしたので汚れも比較的落ちやすかったのかなと思います。
これが10年間一度もクリーニングした事ない機械だと黒ずみが落ちなかったりしますが、今回は綺麗に落とせて良かったです。
続いて洗浄後の熱交換器です。
洗浄前にべったり付着していた汚れが綺麗に落ちました。こちらも比較的落ちやすかったと思いますが、水100リットルほど使って洗い流していますので、それなりに時間はかかりました。
まとめ
設置から4年で初めてのクリーニングでしたが、汚れ具合を見ると年に1回もしくは年2回のクリーニングでもいいかもしれませんね。
クリーニング後は風量もアップしてエラーコードも消えてましたが、ガス圧に若干の不安が残りました。
熱交換器の汚れが原因でU0のエラーコードが出ていたのかもしれませんが、ガス圧が若干弱い数値でした。
ひとまずこれで様子を見てもらって、また気になるようであれば改めて点検したいと思います。