ダイキン製machiマルチ設置工事
久しぶりの投稿です。
忙しくて更新を後回しにしていました。
今回はダイキン製machiマルチ(ビルマル)の新設工事です。
普段はパッケージエアコンばかりなのでビルマル新設は新鮮に感じます。
今回選定した機種は室外機6馬力。
室内機は天カセ4方向5馬力1台、シングルフロー2馬力1台を選定しました。
5馬力+2馬力で7馬力で容量オーバーじゃないの?と思われるかもしれませんが、室外機の能力値130%まではOKなので7馬力だと許容範囲内に収まっているので問題ありません。
4方向は階段の途中に設置だったので足場を組んでからの施工です。
その時点でなかなかの大工事の気配がしますね^_^
天井開口をし、本体吊りの準備です。
スラブがデッキでアンカーが打てないので専用金具とダクターチャンネルで吊りピッチを確保しました。
配管は5馬力が五分三分、2馬力が二分四分になりますが、6馬力なので主管は五分三分でした。
動力盤からVVR5.5sq+アース線を一緒に引っ張りました。
パッケージエアコンならこの電源から室内に電源を送ればいいのですが、今回は室内電源は単相で取りますので、連絡線は通信用の細い二芯のみです。
うちはリモコンで使用しているAE線の0.9mmを内外ワタリに使用しました。
そして内内ワタリも同じくAE線、
室内電源はFケーブルにて施工。
パッケージエアコン新設と比べると手間は
多いですが、エアコン工事やってるなーと実感します^_^
ドレンはACドレン、勾配はガブリにて確認しながら施工。
分岐管は点検口付近で溶接し、今後何かあっても確認しやすい所に置いています。
室外機の接続も完了し、1時間ほど真空引き、更に1時間ほど放置。
今回気密試験まではやりませんでしたが、室内機がもう少し増えれば気密試験かけた方が安心でしょうね。
ここまではパッケージエアコンと同じ流れですが、ビルマルの場合はガスを開放する前にガス充填を行わなければなりません。
伸ばした配管を計算して、規定量充填していきます。
今回は1.2kgほど充填しましたよ。
その後ガスを開放し、チェック運転完了まで片付けをしながら待ちます。
チェック運転が問題なく完了すればリモコンからの操作が可能になります。
これで全ての作業完了です。
これからは快適な環境になりますね。
ご用命ありがとうございました♪